ディスプレイの出来栄えを左右する素材についてご紹介いたします
ディスプレイの出来栄えは、「素材」×「形状」の掛け算により左右されます。
土台や外観用の素材にも様々な種類があり、形状や表面に張るクロスとの相性、加工方法によって、ダイエでは最適なものをアドバイスさせて頂きます。
このページでは、代表的な土台や外観用の素材・塗装方法をご紹介いたします。
- アクリル曲げ+合皮レザー
「ネックレストルソー」 - 木工+エイジング塗装+帆布
「リング数差し」 - 木工+エンビシート+合皮
「メガネ用スタンドトレイ」
土台の素材について
ディスプレイの土台も様々な種類があり、必要に応じて使い分けを行います。
代表的な土台の芯材をご紹介いたします。
木材
一般的なディスプレイ商品の芯材となっているのが木材です。木材にはベニヤ合板、MDF材、集成材、無垢材等の種類があります。
アクリル樹脂
布を貼らず素材をそのまま使用するケースが多いです。最近は透明なものやサンドブラスト加工品、染色加工などの種類もあり、百貨店のアクセサリー売り場などでよく使われています。アクリルの質感はプラチナやホワイトゴールド、シルバー商品をより引き立てます
成形品(樹脂成形)
金型が必要になりますが、自由に型をとることができる為、変形物や量産品には欠かせない素材です。滑らかな曲線美や流線型を描く場合は樹脂土台がお勧めです。
金属
平面の曲げ物の芯材や成型物(簡易な形状)などに使用します。メッキ等加工やパンチングメタルなどそのまま使用できるものも多い素材です。
外観の素材について
形状や伝えたいイメージにより素材を選ぶ必要があります。また直接お客様の目に触れるところなので、耐久性や汚れにくさといった観点でもご提案します。ダイエでは、お客様のイメージを高い品質で実現できるように、最適な素材での製作を行います。
こちらでは、代表的な素材の種類をご紹介いたします。
スエード
いわゆる合成皮革です。大変ポピュラーな素材で、一番幅広く加工することができ、色数も豊富です。人肌のぬくもりを感じさせてくれるこの素材は、大切な商品にも一番やさしいものです。
合皮(レザー)
いわゆる合成皮革なのですが、スエードに対して表皮のことを一般的に「合皮」と呼びます。合皮はスエードに比べ汚れにくい利点があります。また光沢感のあるものもあり、白レザーは宝飾業界のディスプレイの定番となっております。
エンビフィルム(ダイノックシート、ベルビアンシート等)
最近頻繁に使用するのがこのエンビフィルムです。木目調から柄物、メタリック調のものまで多彩です。強度性もあり様々な用途にも使え、今後ますます広がるでしょう。
織物
サテンやカーテン地、シャンタン、モアレ等色や質感など部分的に他素材との組み合わせも自由にできます。ほつれ等あるので加工方法にやや制限があります。織物独特の風合いはまさしくこだわりの素材かもしれませんね。
塗装(ツヤあり・ツヤけし・半ツヤなど)
一口に塗装といっても様々な仕上げや塗料があります。一般的にはラッカー塗装(乾燥が早く調色もしやすい方法)とウレタン塗装(2液性塗料、乾きに時間がかかるが質感はある方法)がありますが、どちらも好みによりツヤ無しからツヤ有りまで数段階の仕上げ方があります。また木目を出した塗装などもあり、木材の種類や色など様々な組み合わせと仕上げ方ができます。ピアノの表面のようなピカピカな仕上げも可能です。
この他にも様々な素材を取り揃えてございます。どんなディスプレイを作りたいのか、求める機能や予算からご提案しますので、ご相談ください。
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